2014年上半期アイドルソングレコメンド【part2】
1ヶ月に1回更新するかしないかのこのブログを、まさか2日連続で更新するとは。
そのぐらいのモチベーションで更新しますよ!すればいいんでしょ!!
ということで2014年上半期アイドルソングレコメンドのpart2です。
- モーニング娘。'14 / What is LOVE?
今年大きな動きを見せたアイドルグループのひとつがモーニング娘。'14です。
”今現在”のモーニング娘。を表現すべく、グループ名に'14を付け、これまでグループを引っ張ってきた道重さゆみが秋ツアーをもって卒業。
結成から17年目を迎えるモーニング娘。はまだまだ変わり続けるし、進化しています。
それを表すのがモーニング娘。'14としての1発目のシングル「What is LOVE?」じゃないでしょうか。
このシングルは「笑顔の君は太陽さ」「君の代わりは居やしない」と合わせてトリプルA面シングルとして発売されたのですが、その中でも『攻めるモー娘。』を体現したのがこの「What is LOVE?」だったと思います。
早いBPMに、大胆なダンス、「Is it necessary?」など要所要所でハッとさせられる歌詞などアイドルソングというカテゴリを抜きにしてもカッコいい!!
特にこの曲に関しては、鞘師、小田のようなパワフルに歌い上げるメンバーに対して、道重、佐藤のように比較的ゆるい歌声のメンバーがアクセントになってとても効果的に聴こえるんですよね。
道重さゆみの卒業はとても残念なのですが、新たなモー娘。に関してもまだまだ攻めの一手を見せてくれると期待しています。
笑顔の君は太陽さ/君の代わりは居やしない/What is LOVE? 通常版A
- アーティスト: モーニング娘。'14
- 出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: CD
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ヒップホップ好きとしてこの1曲は押さえときます。
SKE48の14枚目のシングル「未来とは?」のTYPE-Bカップリングとして発表されたこの曲、前々からこのブログでアイドルソングとヒップホップについて語ってきましたが、満を持してスチャダラパーBoseがアイドルソングに参戦!
スチャダラBoseのすごいところって、ステレオタイプなヒップホップスタイルからは遠いところにいるのに、非常にスタンダートなバランス感覚を持っているところなんですよ。
だからこそオザケンだろうが、木村カエラだろうが、SKEだろうがBoseのラップで貫けるし、それでいてもポップソングとしても違和感なく受け入れられる。
邪魔になんない程度の声量で
遠慮がちに進める数十秒
なによりこのムードを変えよう
スタンス見極めて探るフロウ
チェキダッチョーだの
オネノネノーンだの
その手の類いは今は御法度
ハッとする素敵なヒラメキと
ありふれた奇跡をもう一度
最初のバースからこれなんですからもう笑うしかないですよね(笑)。
けどこれがスチャダラ節なんですよ。Boseなりの愛です。多分ね。
- BELLRING少女ハート / c.a.n.d.y.
今「楽曲派」と呼ばれるアイドルファンの中では高評価のベルハーちゃん。
昨年発売された1stアルバム「BedHead」は、アイドル楽曲大賞2013アルバム部門で2位の得票数を得るなど、注目度も高まってきている時期だと思います。
彼女らが今年1発目に発売した「Untouchable EP」の2曲目に収録されているのが「c.a.n.d.y.」です。
でまあ知ってる人は知ってると思うんですが、この曲はイギリスのロックバンドBlurの「Song 2」が元ネタになっています。
冒頭のギターリフからその後のシャウトに至るまで完全に「Song 2」(笑)。
まあこれだけだと”パクリ”と糾弾されてもおかしくないのですが、この曲には過去にも日本で”パクリ”騒動がありまして。
日本のロックバンドNew Cinema 蜥蜴が1998年に発表した「360°」 なんですけど、推測ですがおそらくベルハー楽曲陣も、この曲の”パクリ”騒動を踏まえた上で意図的に「Song 2」を持ってきたんじゃないかと。
まあ「Song 2」自体も超有名曲ですし、縦ノリのバンドサウンドとしてはとても乗りやすい楽曲です。
これをアイドルソングに仕立て上げるベルハーサイドもすごいですが、もっと賛否両論分かれて盛り上がるのが意図だったんじゃないかな?なんて変な考えも想像してしまいますね。
- 武藤彩未 / 宙
2年前くらいから始まったアイドルブームなんですけど、実際はアイドルグループブームなんですよね。
その中でソロアイドルとしてバツグンの実力を持っているのが武藤彩未、彼女だと思います。
可憐Girl's、さくら学院を経て、念願のソロ歌手デビュー。
個人的にはいろいろなアイドルを見てきたつもりですが、「天才」という言葉が思い浮かんだのは彼女と廣田あいか(私立恵比寿中学)の2人だけです。
身長149cmと小柄ながら、堂々と歌い踊る姿勢。
さくら学院の卒業式をDVDで見た時も、当時15歳とは思えないような完成度、その毅然とした態度は、タレントとしての将来を約束させるような説得力を感じました。
先ほど「天才」という言葉を出しましたが、本当はそんな安っぽい言葉は使いたくはないです。
彼女自体もものすごい努力した上での現在の実力でしょうし、それを維持し続けるだけのプロ意識も相当なものだと思います。
それでも彼女の持つ愛嬌や声、ルックスに関しても代えがたいものですし、それが彼女の才能なんだって。
小さな歌姫が日本のPOPシーンの中心になる日もそう遠くないと思います。
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2014年上半期アイドルソングレコメンド【part3】 - 縦ノ繊維
http://tatesen.hatenablog.com/entry/2014/07/07/143417