2015年上半期よく聴いたアルバムとか
あ、どうも。久々の更新となりましてご無沙汰です。
なぜこんなに更新が滞ってたかというと、仕事の激務が原因だったり、ライムベリーの脱退劇が相当ショックだからでした。(案外本当だったりする)
まあそんな中でも最高のCD聴いてたりしたので わたしはげんきです。
ということでサクッと2015年個人的にヘビロテしてたCDアルバムなんてまとめちゃったり。
- シンリズム - New Rhythm
若手シンガーソングライター、シンリズムの1stアルバム「New Rhythm」。
どれだけ若手かというとなんと若干17歳、現役高校生というフレッシュさですよ奥さん。
音楽性については、冨田恵一ワークスを彷彿させるアレンジと、絶妙なメロディーセンス。
歌詞は若干の若さを感じさせるところもあるかと思いますが、それもフレッシュさを感じさせて良き味になってると思います。
しかしtofubeatsといい、神戸出身の若手の活躍恐るべし…!!
- 東京カランコロン - UTUTU
もっと評価されてもいいと思うんですよね。東京カランコロン。
アレンジセンスも抜群だし、男女混声ボーカルも大きな武器になってて、もっとオーバーグラウンドシーンに立っててもおかしくないバンドだと思ってます。
で、今回のアルバム何が素晴らしいって、ただのポップなバンドじゃないぞっていう意思表明がビシビシと感じられるんですよね節々に。
特に「笑うドッペルゲンガー」に関しては相当尖った曲で、Vo.いちろーの狂気をむき出しにした東京カランコロンの新たな側面を見せたベストトラックじゃないかと。
- Polaris - MUSIC
Polaris、9年ぶりのアルバムとなる「MUSIC」。
いい意味で期待通りというか、望んでたPolarisが帰ってきたアルバムでした。
ベテラン揃いのバンドなのに、今回も1stのようなキラキラ感を出し続けるのは狙ってできることではないと思います。
もしかしたら無人島に持って行きたいCDとか決めるんだったらこういう1枚なのかもしれないな。
それくらい絶望感のない心地良いアルバム。
- Tomggg - Butter Sugar Cream
Tomgggと書いてトムグググと読みます。
soundcloudなどで以前から知ってはいたのですが初のCDリリースということでこれは買うしかないでしょ、でしょでしょみたいなノリで買ったらまあ最高だったワケですよね。
ボカロPとは別ベクトルでネット以降のサウンドクリエイターの印象なんですが、日本人特有のkawaiiポップを体現しているひとりではないかと。
こういう音楽を普通っぽい男の子が作るのが本当にズルいなって思う今日このごろ。
- 泉まくら - 愛ならば知っている
今までは、萌え声の女の子がポエトリーなラップをするというスタイルで突き通していたイメージでしたが、今作はちょっと様子が違うアルバムになりました。
単純に泉まくら自身のスキルが増したというのもありますが、ヤンデレ感が増したというか、聴いてる者の心をギュッと握るように問いかけてくるラップはまさに圧巻。
表題曲の「愛ならば知っている」は、このアルバムの重さを表す重要な1曲だと思います。
- 私立恵比寿中学 - 金八
ここからアイドル多めで行きます。
まずは私立恵比寿中学待望の2nd「金八」。
自身が一番良曲揃いのアイドルだと思ってるのがエビ中なんですが、今回はアイドルという点を除いても完璧なアルバムが出来た!!
前作「中人」も良曲揃いのアルバムだったんですが、今作はよりライブを意識した1枚になったんではないかと。
何より、前作より成長したメンバーの歌唱力(メンバーの転校はありましたが)を信頼しているような楽曲の力の入り様。
バラバラな楽曲かとおもいきや、アゲアゲの前半からしっとりと締め上げる後半といい、構成も完璧なまさに鉄板アルバムじゃないでしょうか。
- BiSH - Brand-new idol SHiT
昨年、多くの研究員に見守られ解散したBiS。
そのBiSをもう一度。というコンセプトでBiSのマネージャー、サウンドプロデューサーが立ち上げたのがBiSHです。
正直、BiSは大好きでしたし、解散は本当に残念だった。
だけど、決して綺麗な出来事ばかりじゃなかったBiSをもう一度。っていうのはすごい嫌だったんですよね。まあそれは今でもなんですけど。
このアルバムは発売前にもかかわらず全曲サウンドクラウドでフル公開するという異色なプロモーションで話題になったんですが、それも納得な出来。
アイドルのデビュー作としては高過ぎる楽曲のクオリティー。
もうこれはロックアルバムとしても最高のアルバムなんじゃないかと思わせるくらい素晴らしいラウドなアルバムです。
だからこそ悔しいんだよなあ、もっと素直に応援したかった。このアルバムが良すぎるだけになおさら悔しい。
- GALETTe - Grooving Party
Grooving Party [D-Type GALETTe Ver. (全員)] (特典なし)
- アーティスト: GALETTe
- 出版社/メーカー: YM3D
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: CD
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いまチェックしておいて一番オシャレなアイドルは誰?と聞かれたら迷わず「GALETTe!!」と答えましょう。
正統派ディスコファンクのサウンドが満載のこのアルバムはもう踊るっきゃ無い!!くらいノリノリな1枚で、特にLOVEマシーンあたりのダンス☆マンアレンジによるモー娘。が好きだった方には是が非でもオススメしたい!!
これから活動拠点を福岡から東京に移すみたいなので、ひょっとしたら火が付く可能性も大いにあると思うので、早めのチェケラチェケラチェケラで。
- 2& - LIVE IDoL ARTIST
なぜここまでのアルバム、アイドルが注目されてないのか本当に分からないくらいの名盤。
もともとは二人組のユニットアイドルとしてスタートを切った2&(ダブルアンド)ですが、メンバー脱退によりSakiのソロユニットとして再始動。
ソリッドなサウンドと、Sakiのキュートな歌声がいびつな魅力を生み出していて、比較するのもおかしいですが音のヤバさ、カッコよさに関しては世界クラスの活躍をしているベビメタにも引けは取らないと思います。
そして何よりもSakiやスタッフのこのアルバムに賭ける思いがビシビシに伝わってくるんですよね。
この2&(ダブルアンド)というアイドル、そして「LIVE IDoL ARTIST」という名盤を無視しちゃいけないと思います。マジで。
- Mr.Children - REFLECTION
ハイレゾ音源収録のUSB形式でのアルバム、CD版は未収録曲をダウンロード販売するID封入など、今迄にない新しい試みを取り入れたミスチルのニューアルバム。
自分はハイレゾ環境が無いのでCD版を購入しましたが、それでもわかる音の良さにビックリ。
今作は小林武史が一部のプロデュースに留まっているとのことで、それも関係有るのかロックバンドとしてのMr.Childrenが浮き彫りになってる気がします。
とにかくギターの音が気持ち良い!!
そして無駄な音が削ぎ落とされ、桜井氏の隠れた狂気も時折覗かせるような自分が一番好きだった「深海」の頃のミスチルを感じさせる、新たな挑戦に打ち勝ったアルバムになったんではないでしょうか。
- 安室奈美恵 - _genic
歌姫、まさにここに在り。
いや、安室ちゃんのニューアルバムマジでいいですよこれ。
正直、今までディーヴァ系の新譜とかほとんどチェックしてなかったですけど、今作の「_genic 」は収録曲全て未発表の新曲という攻めに攻めた内容と、さらに収録曲の「Golden Touch」のMVが最高すぎて買うのを決意。
初音ミクとのコラボ曲など、20年間も前線で活躍していながら常に新しいことにチャレンジする精神はさすが日本の歌姫。
CDを買わない時代とは言われてますが、絶対に今年買うべき1枚を選ぶなら安室ちゃんのニューアルバムで間違いないんじゃないでしょうか。
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Dorothy Little Happy - STARTING OVER
ここから2014年発売のアルバムになりますが、今年に入ってからよく聴いたので特別に。
去年のアイドル楽曲大賞の1位「恋は走りだした」、そしてアルバム部門1位と圧巻の活躍を見せたDorothy Little Happy「STARTING OVER」 ですが、ランキング発表を見た瞬間、このアルバム未聴だった自分は「はいはい、組織票組織票。」なんて思っていたんですが、きちんと聴いてみて全力ですべてのアイドルファンに土下座したい気持ちでいっぱいです。
捨て曲なしのとにかくど真ん中すぎるほどキラキラしたアイドルソングが詰まった名盤!!
けれどやっぱり「恋は走りだした」のアンセム感が半端無いというか、ドロシーっていいアイドルだなあと思わせるほどきらめいた名曲感が半端ないです。
それだけに今年発表されたメンバー3名の脱退劇は残念でならないし、ここでドロシーとしての歴史を終わらせるのはもったいないくらいのアイドルとして育ってしまったと思うので、今後の活躍(脱退する3名の活動含め)を期待したいところです。
- 浜田一平 - 笑ってくれよ
日常とはなんとも寂しいもので楽しいものというものを気付かされてくれる1枚。
これも2014年発売のアルバムなんですけど、ここ最近はこればっか聴いてます。
特に奇抜でもなく、ありふれた生活を描いたアルバムなんだけどすごくそれが心地いい。
正直すごい歌が上手いわけでもないし、センスが飛び抜けてるとも思わない。
だけども「安心」という一番欲しい物を届けてくれるすごく自分にとっては大事なCDが見つかったと思います。
特に「大の大人」という曲がお気に入りで、タイトルとは裏腹に「子供の頃はいつも~♪」というサビの入りが大好きだったりします。